2011年10月15日土曜日

来シーズンのスギ飛散について

名古屋での花粉学会に先日参加しました。
写真などは下記アドレス。
http://terada26911.blogspot.com/2011/10/blog-post_8529.html

■中心的な先生に、ズバリ今年の気象条件から来シーズンのスギ花粉飛散量が、今年を越えるでしょうかと尋ねました。
■先生は、「メンバーと検討しているが二年周期の方が優先されるでしょう」とのことでした。
植物の裏年、表年が植物の重要なバランスのようなことを言われていました。

今回も興味深い報告が多くありました。
・今シーズンは日本の東西で、総飛散量は3:1と西が少なかったこと。
・震災と飛散の関係
・地層の花粉分析から過去100年の年ごとの総スギ飛散花粉量をとらえて考察する意義。
・シラカバ花粉症の人の半分はバラ科の果物アレルギーを発症することなど。(リンゴ、ナシ、モモなど)
・終了後のエクスカーションは山植物園。ここもおもしろい話題がありました。

もう20年くらい参加しています。
いろいろな分野の方の参加でおもしろい学会です。
来年は東京の中京大学で「国際花粉学会」が8/23-30に開催されるそうです。
中日の26日に「日本花粉学会」が同時開催だそうです。